【保存版】社会人が勉強しんどいと感じるときの対処法【プロが伝授します】

 記事のテーマ
【厳選】社会人が勉強しんどいと感じるときの対処法

 

 この記事はこんな方にオススメ
  • 将来のために資格を取りたいけど、仕事終わりの勉強がしんどい方
  • 休日は、家事や子育てもあって、なかなか勉強する時間を確保できない方
  • 自分の周りに勉強している人がいなくて、モチベーション保てない方
 筆者について

週休3日制&月80時間だけ働くフリーランス。
時間の節約術を駆使したことで、月100時間の自由を作り出すこに成功し、今では文字通りフリーな生活を送っています。

今回は、社会人指導もしているプロ家庭教師の筆者が、勉強の時短テクについてご紹介します。

※詳しいプロフィールはコチラ

 この記事への思い
2018年、ぼくは月250〜350時間労働という、カ◯ジのような過酷な環境下で働いていました。

そんな状況でも、1年間で国家資格と民間資格をそれぞれ取得したわけですが…超しんどかった!

当時の僕みたいに「社会人の勉強ってしんどいなぁ…」と感じている方がいるはずだと思い、今回この記事を執筆することにしました。

実体験&本業での経験を活かし、「勉強しんどい」を最速で解決する方法について、わかりやすく解説します!!

 Youtube版

Youtubeでも解説しています。
「文章だとイメージしにくい」という方は、こちらの動画をどうぞ。

※Youtubeチャンネル

勉強しんどい社会人に知って欲しい!勉強するメリット


「社会人になっても、勉強する意味ってあるのかな?」と疑問を持たれている方、多いのではないでしょうか?

メリットがわかると、勉強へのモチベーションが上がります。

まずは、社会人が勉強するメリットについて確認していきましょう。

メリット①:勉強が私生活に応用できる

意外かもしれませんが、勉強は私生活に応用できます

例えば、マーケティングの勉強。

マーケティングを勉強していると、消費者の購買意欲の掻き立て方がよく分かります。

裏を返すと、販売員の意図が手に取るようにわかるわけです。

去年、トレーニングジムの体験に行ったときの話。

スタッフが「この場でご契約いただいたら、入会金0円にします。ただ、一度帰られたあとにご入会の連絡をいただいても、入会金3万円かかってしまうんですよね…」と。

マーケティングを勉強する前なら、「この場で契約しないと入会金が3万円かかっちゃうのか…いま契約した方がお得だよな」と思っていたことでしょう。

しかし、マーケティングの勉強のおかげで、「あ、入会金で3万円が失われることを強調しているな。損失回避バイアス(=報酬よりも損失を大きく評価してしまう心理的傾向)に訴えかけてきているのか」と、スタッフの意図に気づけました。

そのあと、10分の時間をもらって冷静に考えたところ、ここのジムはやめようと思い、契約せずに帰宅。

甘いセールストークから逃れることができたわけです。

他には、プログラミングも勉強していてメリットを感じました。

プログラムを組む際に「もしAならばBする」「もしAじゃないならCする」という指示をコンピュータに出すわけです。

これを条件分岐っていうんですが、この考えがめちゃくちゃよく使えるんですね。

例えば、毎週、休日の午前中にカフェで勉強しているとします。

で、いつもなら近くのスターバックスで8:30から勉強するのに、その日は10:00に起きてしまいました。

このときに、「うわー寝坊しちゃった。11:00にスタバに着いたところで混んでるし、どうしようかなぁ。この時間帯でも空いているのは、近所の個人経営のカフェあたりかなぁ。でも、そもそもカフェに行かないで家で勉強するという選択肢もあるし…」

こんな感じで、判断に悩んでしまうわけです。

ただ、条件分岐を使うことで、

「もし8:00までに起きれたならスタバで勉強する」
「もし8:00過ぎに起きたなら近所の個人経営のカフェで勉強する」

という具合に、一瞬で判断が下せるわけです。

こんな感じで、勉強は意外と私生活に活きてくるわけです。

メリット②:スキルアップの基盤になる

勉強することで、スキルアップの基盤を作ることができます。

ぼくの友人に、メーカーの事務職として働く友人がいます。

彼女は、去年くらいからマレーシアに住む講師から英会話のレッスンを受けています。

1年ほどレッスンを受けたかいがあり、海外からの仕事の電話も最近では一人で応対できているようです。

社内に英会話ができる人が少ないため会社から重宝されているそうで、転職して間もないにもかかわらず、マネージャー職に若くして昇進するという、異例の人事だったそうです。

こういったように、勉強することがスキルアップの基盤になり、会社からの高い評価につながるケースがあります。

ただ、注意があって、あくまでスキルアップの「基盤」ということ。

どんなに勉強して知識があっても、実践しないとスキルアップにはつながりません。

先ほどの友人の例だと、英会話を習っても、実際に海外からの電話応対をしないとスキルアップは難しいと言えます。

知識をもとに実践することでスキルが身につくので、勉強で得た知識は、実際に活用していく必要があります。

メリット③:副産物として収入がUPする

勉強することで、副産物として収入UPが見込まれます。

ここでは、塾講師を例に考えましょう。

この業界のあるあるで、高校の数学ⅢCを指導できる先生は、非常にレアな存在。

学習意欲の高い講師たちは、能動的に数学ⅢCを勉強していまして、会社から重宝されています。

理系の高校生を中心に、がんがんコマ数を増やしてもらえるため、数学ⅢCを教えられる講師は、ⅢCを教えられない講師よりも、当然収入が高い傾向にあります。

こんな感じで、勉強することで副産物として収入UPにつながります。

とはいえ、必ずしも「資格を取得する=収入UP」とは限らないので、ご注意ください。

塾講師がFP2級を取得したり宅建を取得したところで、収入は変わらないはず。

なぜか。

答えは簡単で、FPや宅建の知識が、その会社に求められていないからです。

塾講師から保険会社あるいは不動産業界に転職するなら話は別ですが、塾講師として働き続けるなら、数検準1級や英検準1級を取った方が、収入UPにつながります。

このように、勉強したとしても収入がUPする場合と、そうじゃない場合があります。

収入UPを目的の一つとしている方は「この勉強、収入UPにつながるだろうか?」と、一度立ち止まって自問することをオススメします。

社会人の勉強がしんどい理由

社会人の勉強がしんどいと感じる理由を5つ挙げました。

解決策を見る前に、なぜ自分の勉強がしんどいのか、その原因を究明していきましょう。

理由①:独学=「独りぼっちで学ぶ」という勘違い


社会人の勉強は基本、独学でOKだと思います。

ただ、独学=「独りでぼっちで学ぶ」ではありません

基本は一人で勉強しますが、勉強がしんどいと感じたときに励ましてくれる仲間や、わからないことがあったときに優しく教えてくれる人がいないと、簡単に挫折します。

例えるなら、独りぼっちで登山するようなもの。

辛いときに辛いと言える仲間や、転んだ時に助けてくれる人がいないと、しんどくなって途中で下山してしまいます。

勉強も同じで、仲間やサポートしてくれる人がいないと、途中で挫折してしまいます。

理由②:目的の不明確さ

質問です。

「あなたは、なぜその勉強をしていますか?」

3、2、1…。どうぞ、お答えください。

答えられた方はOKです。

答えられなかった方は、ここに「勉強しんどい…」の原因があるかもしれませんね。

勉強の目的が不明確=ゴールが定まっていないわけです。

マラソンの場合だと、「ゴールがない状態で走るアホなんかいるかよw」と思うかもしれませんが、勉強では、これをやっちゃうんですよね。

先ほどの質問に即答できなかった方は、まずは目指すべきゴールを明確にしましょう(目的を明確化する方法については、「解決策②:WOOP」で詳しく述べます)。

ちなみに、「TOEICで700点を取るため」「簿記2級に合格するため」と答えるのはNGです。

なぜTOEICで700点を取る必要があるのか、なぜ簿記2級に合格する必要があるのかが、勉強の目的です。

理由③:学習の非習慣化

寝る時に、パジャマやスウェットに着替えるのはしんどいですか?

おそらく、答えはNOだと思います。

普段から習慣化していることは、しんどくないんですよ。

逆に、習慣化していないことはしんどいと思います。

例えば、普段運動をしない人が毎日20分の筋トレをするのはめちゃくちゃきついはず。

料理をまったく作らない人が、毎朝お弁当を作るのも、しんどいでしょう。

勉強も同じで、習慣化していないとどうしても脳に負荷がかかるので、しんどいと感じるわけです。

理由④:勉強内容と価値観の不一致

勉強している内容が、自分の価値観とズレているのも、しんどい原因になります。

僕は大学で、法律を勉強していました。

自分は好奇心が旺盛&自由をこよなく愛しているので、伝統とか慣習を重んじる&自由を制約する法律と、明らかに対極を行っています。

そのため、授業が面白く感じなくサボり倒していました(専門科目の出席率を計算したところ、なんと3%!!!)

こんな具合に、勉強内容が自分の価値観と一致していないと、勉強がしんどくなってしまうわけです。

理由⑤:シンプルに体力の低下

「階段の昇り降りで息切れしてしまうんですよね。学生の頃は運動していたけど、今は全然運動してなくて…アハハ(汗)」

当然ですけど、こんなコンディションだと、帰宅してから勉強する体力なんて残っていません。

「疲れていて何もやる気が出ない…」という方は、シンプルに体力の低下を疑ってみる必要がありそうです。

社会人が勉強しんどいと感じる時の解決策

ここまで、勉強がしんどいと感じる原因を見てきました。

しんどい原因が究明できたところで、解決策について見ていきましょう。

なお、勉強しんどいと感じる理由の番号と解決策の番号は対応しているので、「理由①に当てはまっているな」と思ったら「解決策①」を見てみてください。

解決策①:学習コミュニティ&プロの力

学習コミュニティの活用

学習コミュニティとは、勉強をする仲間たちのことです。

一人で勉強していると、「自分だけが、しんどい思いをしている」という感覚にしばしば陥ります。

しかし、同じ境遇の仲間がいれば、そういった悩みを乗り越えられます。例えるなら、『ドラゴン桜』の東大クラスのイメージ。

桜木や水野、矢島がタッグを組んで東大を目指していましたよね。あんなイメージです。

実際、ぼくも社会人向けの勉強サークルに入っていまして、コロナが流行するまでは、月に1〜2回ほど集まって勉強していました。

このサークルでは、一緒に勉強したり、どんな勉強をしているのか報告したり、勉強で困っていることを共有したりしていました

オンラインで活動している学習コミュニティは意外とあるので、コロナが流行っている現在でも、活動に参加できます。

ちなみに、学習コミュニティは、『つなげーと』や『ジモティ』といったサイトを活用すれば、簡単に見つかります。

一人で勉強するのがしんどい人は、学習コミュニティを活用してみてください。

プロの力を借りる

基本は、本屋やネットショップで市販のテキストを買い、勉強すればOKです。

特に、FPや漢検などの暗記系が中心の勉強は、独学でもいけると思います。

独学する前に、いきなり高い金額を払って講座を受けようとする人がいますが、オススメしません。まずは、自分で勉強してみて下さい。

独学してみて「やっぱり厳しいわぁ…」と思った時点で初めて、プロの力を借りる(=講座を受講する)ことを検討します。

ちなみに、独学の厳しい勉強を分類するとこんな感じです。

①、高度な技能を要する
②、記述形式の問題がある
③、受験まで時間がない


①、高度な技能を要する場合
例えば、プログラミング。

コードを書いて「よし、できた!」と思っても、エラーの嵐。

一人で勉強していると、「エラーの原因がどこにあるのか全然わかんねぇ!」ってことがよくあります。

こういったように、高度な技能が必要な勉強は、独学が難しい傾向にあります。

②、記述形式の問題がある場合

記述形式の問題は、自分が合っていると思っても、第三者が添削してみると意外と失点しているもの。

イメージしやすいのが、学校の英語や国語のテスト。

自分的には、「できた!」と思っていても、答案返却のときに「点数取れてないじゃん!?」ってなるアレです。

記述問題は、意外なところに落とし穴があるので、信頼できる第三者に採点してもらった方が良いかもしれません。

③、受験まで時間がない場合

受験まで時間がない場合も、独学は厳しいです。

というのも独学だと、調べ物に膨大な時間がかかってしまうから。

例えば、数学の学び直しをしていて、微分・積分が出てきたとしましょう。

そのときに、

「そもそも、微分・積分ってなんだろう?」

教科書で調べる

「…よくわかんねぇ〜」

参考書Aで調べる

「うーん、わかったような、わからないような…」

参考書Bで調べる

というように、わからない問題が出てきた際、調べ物でかなり時間を食ってしまいます。

わからない問題があったときに、すぐ教えてくれる人がいたり、そもそも最初からわかりやすい解説を受けていれば、ムダに調べる時間が発生しません

独学が厳しいときはプロの力を借りるのもあり

繰り返しになりますが、

基本的に、独学でOKです(特に、暗記系が中心の勉強)。

例外的に、

・高度な技能を要する
・記述形式の問題がある
・受験まで時間がない

という場合は、独学が難しいかもしれません。

「独学だと厳しいなぁ…」と感じたら、プロの力を借りるのも、選択肢としてあり

ただ、講師によって力量に差があるので、講師の腕前を事前にリサーチするか、体験授業を受けてから受講することをオススメします。
(講座リンク)

解決策②:WOOP

WOOP(ウープ)とは、

  • Wish(願望)
  • Outcome(結果)
  • Obstacle(障害)
  • Plan(計画)

という4つの頭文字をとった、目標設定の方法です。

実際に書いた方がわかりやすいので、紙とペンを用意し、作成してみましょう。

願望(Wish)

自分の成し遂げたいことを書きます。

例えば、簿記2級の勉強している場合、「簿記2級に合格したい!」という具合。

このときの注意点として、他人に左右されない目標であることが重要です。

学校のテストで考えてみましょう。

「学年で10番以内に入る」と設定した場合、他人の点数によって、自分の順位は変動してしまいます。

自分が頑張って、400点/500点をとったとしても、それを超える点数の人が10人いれば、目標は達成できないことになります。

そうなると、「せっかく400点とったのに、目標点数に届かなかった…」と、モチベーションの低下につながってしまいます。

そのため、「合計で400点を取る」といった、他人に依存しない目標設定にすることが、モチベ維持の観点からも重要になってきます。

また、あまりに現実的ではない目標設定も禁物です。

英語が苦手な人が「英検1級を取得する!」とか、法律を全く勉強したことない人が「6ヶ月で司法書士に合格しよう!」など。

英語が苦手なら、まずは英検3級から。

法律を勉強したことがないなら、1〜2年くらいの長いスパンで対策しましょう。

結果(Outcome)

目標達成することで得られる結果を書きます。

簿記の例で言うと、「経理職として転職できる」という感じで書きます。

結果(Outcome)では、目標達成した際に、どんなメリットがもたらされるのか明記します。

障害(Obstacle)

目標達成に至るまでの障害を書きます。

「仕事の疲れで勉強が手につかない」、「Youtubeをダラダラ見てしまう」など、自分の目標を邪魔する障害を書き出しましょう。

計画(Plan)

ここが一番重要。

障害の対策を3つ書きます。

仕事の疲れで勉強が手につかないことが障害なら、

  • 朝15分早く起きて勉強する
  • 昼休みに10分勉強する
  • 通勤中に音声学習をする

といった具合。

目標を立てているとき、「絶対に達成してやる!」という謎のポジティブ感情が起こりますが、この感情の賞味期限はとっても短いです。

目標を書いた1時間後には、ソシャゲをやっていたり、Instagramを見てしまったりと、目標とは関係のないことをしてしまいがち。

そういったことを事前に対処するために、計画(Plan)の項目で、障害への対策を書いておくわけです。

解決策③:If then プランニング

If then プランニング(イフゼンプランニング)とは、簡潔に言うと「Aしたら、Bする」ということ。

例えば、こんな感じです。

  • 電車に乗ったら、英単語の勉強をする
  • 昼食を食べたら、副業の勉強をする
  • お風呂から上がったら、資格の勉強をする

行動のあとに行動をくっつけると、かなり習慣化しやすくなります。

良くも悪くも習慣に支配されていまして、普段の何気ない行動はイフゼンプランニングにもとづいているケースが多いです。

  • 帰宅したら、Youtubeを見る
  • 夕飯を食べたら、ソシャゲをする
  • 酒を飲んだら、布団に入る

悪い習慣なんかも、実はイフゼンプランニングが関係しているわけなんですね。

私事ですが、先日、コロナウイルスのワクチンを接種したところ、副反応が強めに出まして、家でぐったりしていました。

ただ、布団に入りつつも、気づけば統計学やマーケティングの勉強ををしていました。

勉強する習慣があると、しんどいときでも無意識レベルで勝手に勉強します。

習慣化するには何日かかるのか

勉強を習慣化するには、60〜80日ほどかかると言われています。

「そんなにかかるの!?」と思うかもしれませんが、一度、習慣化してしまえば、その後がすごくラク。

習慣化してしまえば、ほぼ全自動で勉強できるので、ぜひ勉強を習慣にしてほしいです。

勉強をがっちり習慣化したい方は「【実体験】勉強を習慣化する3つのコツ【指導歴7年のプロ家庭教師が導き出した結論がコチラ】」をどうぞ。

解決策④:価値観マッチング

最近、価値観マッチングを謳い文句にしているマッチングアプリが流行っていますよね。

勉強でも価値観マッチングは大事でして、勉強内容と自分の価値観が合わないとすぐに挫折してしまいます。

挫折しないためにも、ご自身の価値観にマッチする勉強をしましょう。

一例ですが、好奇心が旺盛で新しいもの好きな方であれば、SNSマーケティングの勉強なんかが向いているかもしれません。

逆に、安定志向で堅実な人は、簿記の勉強なんかが性に合うかもしれませんね。

とはいえ、「自分の価値観がよくわからない」という方がいらっしゃると思うので、自分の価値観が認識できる良書を紹介しておきます。

 


僕も読みましたが、「自分は、こんな価値観を持っているのか!」と発見があり、とても勉強になりました。

解決策⑤:有酸素運動

社会人こそ、有酸素運動で心肺機能を向上させて、体力UPを図りたいですね。

心肺機能が高まると、疲れにくくなり、帰宅後でも勉強できるようになります。

僕は以前まで、地下鉄から地上に上がるまでの階段で息切れしていました(20代で)。

ところが、2年前から週3でHIITトレーニング(=短時間で行う激しい有酸素運動)、週1で水泳を継続したところ、体力が向上。

そのかいもあって、地下鉄の階段の昇り降りはまったく問題なし。

それどころか、仕事終わりの2時間の勉強、休日の8時間の勉強を余裕でこなせるようになりました。

また、脳への酸素供給量が増え、集中力も上がるので、1時間あたりの学習効率も格段に上がります。

体力的にしんどいという方は、根本から改善する必要があるかと思うので、ぜひIf then プランニングと組み合わせて、有酸素運動を日課にしてみて下さい。

ココからは読まなくてOK

しんどい状況でも、頑張って結果を出した人って、かっこいいですよね。

例えば、孫正義さん。

彼の自伝を読むと、相当な勉強量だったらしく、食事をするときも、お風呂に入っているときも、運転するときも勉強していたんだとか。

こういう話を聞くと「俺もできるかも」と思い、ついつい無茶をしたくなります。

かくいう僕も、孫さんに感化されて、1日中勉強したことがありました。が、3日坊主にすらなれませんでした。

彼のように、中には長時間の勉強ができる、遺伝的に恵まれている方々がいます。

マーク・ザッカーバーグ、イーロン・マスク、スティーブ・ジョブズなんかも、そうでしょう。

そういった超人的な方々は、何時間でも勉強できたり、働けます。

例えるなら、僕らが一般乗用車で、彼らはレーシングカー。

そのことに気づかず、僕ら一般乗用車が、アクセル全開の時速180kmで走り続けたら、どうなります?

エンジンがぶっ壊れて、あっという間に廃車になりますよね。

「勉強しんどい」と感じている時点で、無意識のうちに時速180kmで走っている可能性があります。

なので、自分が一般乗用車であることを認めて、故障しない程度の安全走行を続けるのが得策なのです。

「自分は特別な人間だ」と思いたい気持ちはわかりますが、一般人の僕らが、孫正義のような超人と同じように勉強したり、働いたりしようとすると間違いなく壊れます。

車の場合、車体を買い換えることができますが、人間の場合、体を買い換えることはできません。

「しんどい」と感じている時点で、体に負荷がかかりすぎている可能性が高いので、まずはその状況を改善しましょう。

上述した、解決策①〜⑤のどれからでもいいので、まずは実践してみて下さい。そして、継続してください。

そうすれば、「勉強しんどい」もなくなりますし、必ず成果もついてきます。

長くなりましたが、今日はこの辺で。
したっけねー。