【実体験】TikTokで収益化できるのか?【フォロワー2万7,000人のティックトッカーが解説】

TikTokの収益に興味がある人

最近、TikTokがビジネスで使われているらしい。収益化に興味があるけど、仕組みがわかりません。実際に、どのような方法で収益化したのか教えて下さい。

こんな悩みを解決します。

記事のテーマ
【実体験】TikTokで収益化はできるのか?【企業案件を受けたフォロワー2万7,000人の僕が解説】

 

収益化の方法
  • 投げ銭
  • アフィリエイト
  • 企業案件(PR案件)
  • 企業案件(インタビュー)
  • 広告収入

 

記事の信頼性

この記事を書いている僕は、フォロワー数2万7,000人の教育系ティックトッカー。 最初の投稿から5日間でフォロワー1万人を達成。 ※詳しいプロフィールはコチラ

この記事への思い

「SNSのフォロワー数がうまく伸びないなぁ…」と苦戦していた僕を救ってくれたのがTikTokです。

今年で31歳の男がTikTokってどうなのよと思いつつ、何気なく投稿してみたところ上手くバズりました。

今では、TikTokをやってよかったと心から感じています。

開始4ヶ月で企業案件を受けるに至った僕が、TikTokの収益化について執筆します。

TikTokの収益化に興味がある方は、ぜひ参考にしてみて下さい。

投げ銭

投げ銭(なげせん)とは、動画配信者に贈る、金銭やギフトのことです。

例えるなら、路上ライブをしているミュージシャンに、お金を渡すようなものです。

Youtubeを利用する人は、スパチャと言えばピンと来るかもしれません。

投げ銭で収益化する方法

投げ銭で収益化するためには、TikTokライブで配信する必要があります。

録画した動画を投稿しても、投げ銭をもらうことはできません。

また、TikTokライブのやり方はシンプルでして、次のとおです。

  1. TikTokを起動する
  2. 画面下の「+」をタップ
  3. 画面下の「LIVE」をタップ
  4. 「LIVEを開始」をタップ

TikTokライブの配信条件

TikTokライブを行うには、16歳以上で、かつ、ある程度のフォロワー数が必要です。

「ある程度のフォロワー数って具体的に何人だよ」と思うかもしれませんが、残念ながらTikTokの公式が明言していません。

「400〜500人でライブ配信できるようになった」とか「1,000人は必要」など、人によって言っていることが様々です。

僕の場合、フォロワー数が1万3,000人台のときに初めてライブ配信を行いました。

が、おそらくここまでの人数は必要なく、数百人〜数千人ほどで配信できるかと。

投げ銭は稼げるか?

結論。

トッププレイヤーでない限り、難しいと思います。

理由は次のとおり。

  • 視聴者層が若い(学生が多い)
  • コインの還元率がかなり低い
  • ライブの視聴者が少ない

コインの還元率に関しては30%ほどで、残りの70%は運営が美味しくいただきます。

視聴者数に関しては、僕の場合、フォロワー数の1〜3%くらいでした(放送回により変動)。

視聴者の母数を増やす必要があるので、人気ティックトッカーでない限りは、投げ銭で収益を大きく上げるのは難しいでしょう。

アフィリエイト

アフィリエイトとは、広告主の商品やサービスを紹介し、購入や契約がなされた場合に、成果報酬が支払われるシステムのことです。

例えば、Googleで調べ物をしているときに広告が表示されたり、Youtubeの番組概要欄にAmazonのリンクが貼っているのを見たことがあると思いますが、アレです。

アフィリエイトは稼げるか?

この記事を書いている時点では、TikTok内でのアフィリエイトでの収益化は不可能です。

ですので、「ブログやYoutubeへ誘導→そこでアフィリエイト収入を上げる」という流れになります。

例えるなら、この場合のTikTokは、大型スーパーで開催される無料のキャラクターショーや演奏会のようなものです。

人を集め、食料品コーナーや雑貨コーナーに誘導して利益を上げる、というイメージです。

企業案件(PR案件)

企業案件(PR案件)とは、企業から依頼された商品・サービスを動画等で紹介することです。

手前味噌で申し訳ありませんが、企業案件の例を下に示しておきます。

@shun.kouchou

HelloTalk使ってみた&プレゼント企画😊 ##勉強 ##勉強垢 ##勉強ノート ##HelloTalk ##英語 ##English ##LearnEnglish ##英語の勉強 ##留学 ##受験 ##受験生 ##TikTok教室 ##勉強アプリ ##定期テスト ##プレゼント企画 ##プレゼント

♬ オリジナル楽曲 – シュン校長【勉強法チャンネル】

↑こんな感じです。

企業案件(PR動画)は稼げるか?

もちろん、案件やフォロワー数によって金額は変動しますが、TikTokの収益方法の中で企業案件(PR動画)は、比較的高単価です。

ただし、雀の涙、雀の鼻水くらいの案件も存在します。

ちなみに、ぼくの場合、Instagram経由で企業からメッセージをいただきまして、契約に至りました。

こちらから企業に対してアプローチをかけたわけではありません。

ただ、ある程度フォロワー数がいるなら、自分から積極的に企業に営業をかけるのもありかと。

企業案件(インタビュー)

企業案件(インタビュー)とは、文字どおり企業からのインタビューを受けることです。

ちょっと変わり種ですが、こちらもぼくが実際に体験した案件です。

 インタビュー内容は下記のとおり。

  • TikTokを始めた経緯
  • TikTokに投稿する上での課題
  • TikTokからの収益化
  • 今後のビジネスの方向性
  • 今後の投稿内容

ちなみに、企業側の目的は、自社の商品・サービスの改善点のヒントを見つけ出すことだそうです。

広告収入

広告収入とは、動画の中で広告が表示されることで得られる収入のこと。

例えば、Youtubeを見ているときに広告が流れますが、広告が表示されることでユーチューバーに収入が入ります。

では、TikTokには広告収入があるのでしょうか?

広告収入は稼げるか?

この記事の投稿時点では、TikTokでの広告収入は得るこができません

ですので、広告収入を得たいのであれば、Youtubeに視聴者を誘導するしかないようです。

仮にTiktokの動画再生中に広告が入ってしまうと、15秒の動画→6秒の広告→15秒の動画→…という具合になってしまいます。

動画を見ているんだか広告を見ているんだかわからなくなるので、広告収入が無いのもうなずけますね。

まとめ

アメリカや中国などのニュースサイトを見ていると、ショートムービー事業を進める企業の資金調達額がとてつもなく、中には5,000億円を超える企業も出てきています。

また、日本でもビジネス感度の高いユーチューバーが、TikTokに力を注いでいる様子が散見されており、Youtubeではショート動画に広告が付いたり、ショートムービー市場が熱を帯びてきています。

トレンドの波は、急に訪れるもの。

大きな波が来たときに上手く乗るためにも、波が小さい内にはじめることが肝要かと。

「とりあえず始めて見るか。」

そんな軽い気持ちで、TikTokを始めてみてはいかがでしょうか。