この記事のテーマ
勉強のやる気が出ないときの対処法
対処法②:1分間勉強法
対処法③:成長記録
記事の信憑性
この記事を書いている僕は、指導歴7年のプロ家庭教師。昨年まで家庭教師の派遣会社で働いており、月別の授業時間数で全国1位を取る。
※プロフィール詳細を参照。
読者の方へ
この記事では「勉強を頑張りたいけど、やる気が出なくて困っている」という方に向けて書いています。
この記事を読むことで「やる気が出なくても勉強を進める方法」「勉強のやる気を出す方法」がわかります。
ボク自身、勉強のやる気が出なくて苦労しました。
そんな悩みをどうやって乗り越えたのか、実体験をもとに執筆します。
それではさっそく、見ていきましょう。
対処法①:勉強のルーティン化
勉強のルーティン化とは、「Aという行動のあとに勉強をくっつけること」です。
例えば、
・ドライヤーで髪を乾かしたら勉強する
・地下鉄に乗ったら勉強をする
こんな感じです。
なぜこのようにするかと言うと、やる気を必要としなくて済むからです。
例えば、お風呂に入ったらみなさん髪を洗いますよね。髪を洗ったら体を洗いますよね。
「よし、髪を洗うぞ!」「次は体を洗うぞ、うおー!」なんて、イチイチやる気を出していないと思います。
お風呂に入る→髪を洗う、髪を洗う→体を洗うという一連の動作を無意識レベルで行えているんです。
こんな感じで、何かの行動のあとに勉強をくっつけてみてください。自分のやる気に頼らず、勉強ができるようになります。
実際ぼくは学生の頃、「入浴後、服を着たら勉強する」「(帰宅途中の)信号が赤になったら英単語を勉強する」という感じで、勉強していました。
会社で働いていた頃は、「筋トレしたら数検の勉強をする」「昼寝から起きたらFPの勉強をする」という具合でした。
勉強のやる気を出すことも確かに大事だと思います。ただ、人間のやる気のコントロールって思ってる以上に難しい…。
なので、そもそもやる気を必要としない戦い方が大切なんです。
対処法②:1分間勉強法
1分間勉強法とは、その名のとおり、1分間だけ勉強する方法です。
「とりあえず1分」が、気づけば30分
「1分だけでいいの?短くない?」という声が聞こえてきてきそうです。
が、1分だけでOKです。
まずは、テキストを開いて、最初の1行目を読みましょう。最初の1問目を解きましょう。
なぜ1分だけかというと、一つは心理的ハードルを下げるため。「1分だけだし、まぁ、やるか。」という感じで、着手しやすくなります。
もう一つは、人間には一度始めた行動を継続したいという欲求が備わっているから。
学生の頃、「宿題するの面倒くせぇ…」と思いつつ、とりあえず手をつけてみたら、20分、30分勉強してたことありませんか?
勉強以外でも「YouTubeを少しだけ見よう」と思って見始めたら、1時間経っていたことありますよね?
こんな感じで、とりあえず手をつけると行動は持続します。
実際、今書いてるこの記事も「とりあえず1分だけ書こう」と思って書き出しましたが、気づけば30分が過ぎようとしています。
僕はどうしようもないくらい面倒臭がりですが、この「とりあえず1分」で勉強や仕事を継続してきました。
オススメですので、ぜひやってみてください。
なお、1分しか勉強続かないときは、テキストを閉じてもOKです。
1分勉強しただけでも、前に進んでいます。
対処法③:成長記録
自分の成長記録をつけます。
例えば、数学の問題集を1ページ進めたら、1マス塗る。間違いの解き直しを1ページ分したら、1マス塗る。こんな感じです。
記録をつける理由は、「成長している」「前に進んでいる」という感覚を自分自信に持たせるため。
少し話はそれますが、ゲームやりますか?
ぼくはポケモンが好きで、一昨年発売されたソードシールドは500時間以上やっています。
なぜこれだけの時間をやれたかというと、その理由の1つに成長している感覚が関係していると思います。
レベル3のピカチュウを引き連れてバトルをします。経験値が入り、レベル4に上がります。またバトルをして、レベル5になります。
こんな感じで、レベルが上がっている(=成長している)ことを認識できるようにゲームは作られています。
レベル上げは、草むらに入ってモンスターに遭遇し、Aボタンを押すだけのただの作業だったりします。
そんな作業でも、成長している過程が見れるので楽しいんです。
話を戻しますが、「成長している」という感覚は、やる気の維持に欠かせません。
ですので、簡易的なものでも良いので、成長記録をつけてみてください。記録をつけるのがやみつきになってくるはずです。
勉強しなきゃいけないのわかってるのに、どうしてもやる気が出ないんだよなぁ…。試験が近いから早く手をつけないといけないのに、どうもグズグズしてしまう。何か良い対処法はないだろうか?