「受験生になってから子供との関係性が悪くなった」という親御さん
「子供が受験生になるので、事前に気をつけておきたい」という親御さん
家庭教師をしていると、受験生よりも親御さんが受験のことで悩んだり、親御さんのほうが疲弊しているケースをよく見かけます。
本サイトの読者は、子育てへの意欲が高く、愛情の深い親御さんが多いです。
そんな方の悩みを少しでも解決したいと思い、この記事を執筆します。
・前職では月別の授業時間数で全国1位を達成
・TikTokフォロワー数25,000人
最近は、オンライン授業で全国各地の学生を対象に指導しています。
※詳細はコチラ
また、Youtubeチャンネルでも、子育ての悩みを解決できる動画をUPしています。
Youtubeはこちら。
目次・概要
受験生の親がしてはいけないこと
受験生の親がしてはいけないことに、以下のような行動が挙げられます。
過剰な期待やプレッシャー
当然ですが、受験勉強に対して過剰な期待やプレッシャーをかけることは、受験生にとって精神的な負担となり、逆効果になる場合があります。
例えば、毎回のテストで成績が上がらないと怒られるといったことは、受験生にとって大きな負担となります。
他にも、勉強時間を厳格に決めたり、勉強中に携帯電話やパソコンを使わせないなど、受験生の自由度を制限することは、受験生にとってストレスとなる場合があります。
受験生自身が自分の目標や進路を考え、自分なりの目標を持つことが大切です。
他人との比較
他の受験生や家族と比較して過剰な期待をかけることは、受験生に不安やストレスを与え、自己肯定感を下げる原因となる場合があります。
特に「お兄ちゃんは○○」「お姉ちゃんは△△」というワードが出たら要注意。
「あなたよりも〇〇さんの方が仕事早いよね」「〇〇さん、先月の業績良かったよね」と、上司に言われて嫌な気分になるのと同じです。
他人との比較は絶対NGです。
受験勉強への過度な関与
受験勉強に過度に関与しすぎることは、受験生にとってストレスの原因となる場合があります。
「部屋で本当に勉強してるの?「塾の宿題やったか見せなさい」などなど。
あとは、子供にお願いされていないのに、親御さんが書店に行って問題集を買って来るとかもそうですね。
親御さんとしては「受験が心配だから何とかしたい」とい気持ちはあると思いますし、その気持ち大変よくわかります。
ただ、受験生自身が勉強のやり方を見つけ、自分で勉強することが重要なんです。
子供の話に耳を貸さない
受験生自身が進路や受験についての意見を持っている場合には、その意見を無視したり、押し付けたりすることは避けるべきです。
「今忙しいから、あとで話して。」
「そんなこと言ってもしょうがないでしょう。」
親子間のコミュニケーションを大切にし、受験生自身が自分の進路についての考えを尊重することが必要です。
親が勝手に進路を決める
自分で進路を決めたいと思っているのに、親が決めた進路に従わなければならない場合、子どもはやる気を失うことがあります。
子どもが進路に興味を持てなくなると、勉強にも取り組めなくなる可能性があるため、進路決定の時期には子どもの意見をしっかりと聞くことが大切です。
また、親の希望に沿って進路を決定すると、自分が本当にやりたかったことを見失ってしまう可能性があります。子どもが自分自身のやりたいことを見つけられるよう、親はサポートすることが大切です。
以上のように、子どもの意見を聞かずに進路を親が決めることは、問題点が多いです。
子どもが自分で進路を決定することができるよう、親は十分にサポートすることが大切です。
共感しない
子供が話をするときに、親がその子供の気持ちに共感しないことがあります。
例えば、子供が「模試の結果が良くなかったんだよね」と気まずそうに模試の結果を見せてきた場合、親が「何この点数!合格率30%しかないじゃない!」と言ってしまうようなことがあります。
しかし、状況がどうであれ、一旦共感してあげることが大事です。
子供は、自分の気持ちを認めてほしいと思っているため、相手の気持ちに共感することが大切です。
受験生の親ができること
受験生の親ができることは、次の通りです。
親も一緒に勉強
子供と一緒に勉強してみることをオススメします。
別に、数学や英語を勉強する必要はなく、簿記2級の勉強をしたり、宅建の勉強をしたりと、ご自身の仕事に関する勉強をしてみるといいでしょう。
親御さんから「こんな内容の勉強をしているんでけど、全然わからなくてさぁ…」「試験近いのに、実は昨日勉強サボっちゃってね…」というように、子供と共通の話題でコミュニケーションをとることで、子供が「自分と同じ受験生なんだ」と思ってくれ、関係性が改善されます。
愛のあるメッセージ
模試やテストの結果がよくないとき「まだできないだけじゃない?」というような、前向きな愛のあるメッセージを送ってあげて下さい。
テストの点数や成績は右肩上がりに上昇し続けることはありません。下がる時期や停滞する時期が必ず来ます。
子供の勉強が思うような結果が出ていないのであれば、親御さんから「お母さんが受験生のときに、こんな失敗してねぇ…」「最近、仕事でこんな失敗してさぁ…」といった失敗談を打ち明けてみるのもいいかもしれません。
ベストな学習環境の提供
受験勉強に取り組むためには、適切な環境を整えることが大切です。
例えば、適切な温度を保つこと。過剰な暖房や冷房は体調を崩す原因となるため、親御さんが室温を調整して快適な環境を作ることが大切です。
個人差もありますが、20〜25℃の間が集中力を発揮するのに理想的です。
また、きれいな机周りを心がけることも重要です。
散らかった机周りは受験生の集中力を削ぎ、勉強の妨げになります。親御さんは受験生に必要最低限のものだけを机の上に置き、その他のものは片付けるようにアドバイスしましょう。
きれいにするというよりは、そもそも机の上に物を極力置かないのがベストです。
音に関しては、以前にも紹介しましたが、ノイズキャンセリングイヤホンや耳栓を使ってみるのもおすすめです。
自分だけの集中空間を作りましょう。
脳を最適化する食事管理
人間の脳を作るのは食事・睡眠・運動です。中でも、親御さんが管理しやすいのは食事です。
以下は、脳をサポートするための食材の例です。
魚介類
魚介類には、DHAやEPAなどのオメガ3脂肪酸が含まれています。これらの栄養素は、脳の働きをサポートし、認知機能の向上や認知症予防に役立ちます。代表的な魚介類としては、サケやマグロ、イワシなどがあります。
ナッツ類
ナッツ類には、ビタミンEやオメガ3脂肪酸などの栄養素が含まれています。これらの栄養素は、脳細胞の損傷を防ぎ、脳の健康を保つ効果があります。代表的なナッツ類としては、アーモンド、くるみ、ピスタチオなどがあります。
野菜類
野菜には、ビタミンやミネラル、抗酸化物質などが含まれています。これらの栄養素は、脳細胞の保護や脳機能の維持に役立ちます。代表的な野菜としては、ほうれん草、ブロッコリー、トマト、ニンジンなどがあります。
オレンジやレモンなどの柑橘類
柑橘類には、ビタミンCやフラボノイドなどの栄養素が含まれています。これらの栄養素は、脳細胞の保護や脳機能の向上に役立ちます。代表的な柑橘類としては、オレンジ、レモン、グレープフルーツなどがあります。
ブルーベリー
ブルーベリーには、アントシアニンやポリフェノールなどの栄養素が含まれています。これらの栄養素は、脳細胞の保護や認知機能の向上に役立ちます。
以上のように、脳を最適化するためには、バランスのとれた食事を心がけ、上記のような食材を積極的に取り入れることが必要です。
レシピ本
「脳に良い食材はわかったけど、どんな料理を作ればいいかわからない…」という方は、とりあえずこのレシピ本を参考にしてみるといいです。
僕はお昼ごはんを自分で作っているんですが、このレシピ本をもとに昼食をよく作っています。「脳を最適化して学習効率を上げたい!」という方は必見ですね。
受験生の親は大変
受験生の子供に対して親御さんがアレコレ言いたくなる気持ちはわかります。例年、受験生にもかかわらず、まったく危機感のない生徒を見かけます。
僕もそんな子に対してついつい小言をいいたくりますが、グッとこらえています(笑)
「お前は、受験生なんだぞ!なぜそんなに危機感がないんだ!自覚がないんじゃないか!?」と仮に言ったとしましょう。
その発言をすることで子供は勉強してくれるでしょうか?
「勉強しなさい」と言いたくなったら、「仕事しなさい」と上司に言われるところを想像してみてくさい。
「あんた、このままで志望校受かると思ってるの!?」と言いたくなったら「あなた、期限までに仕事終わるの!?」と上司に言われるところを想像してみてくさい。
子供の行動を変えるためには、自分自身で気づいて貰う必要があります。
そのため、子供の話を聞く&質問することが大切です。ぜひとも、聞き役に徹してみて下さい。
勉強が苦手な子へのサポート
基本的には、上記を試してくれればOKです。ただ中には「うちの子、全然勉強しない…」という方もいらっしゃるかと。
そんなときは、プロの力を借りてみてはいかがでしょうか?先日、オンライン学習塾についてリサーチしてまとめました。
↓興味ある方はコチラをご覧ください〜。
『無料体験あり:指導歴10年のプロがおすすめするオンライン学習塾3社』
あと、ガッツリ宣伝なんですが、僕自身も指導できます。
今だけ『オンライン授業&子育て相談』を無料で受けられるキャンペーンを実施中です。ぜひこの機会にお試しを。
※このキャンペーンは突然終了することがあります。ご了承下さい。
それでは今日はこの辺で。
したっけねー。