- 週休3日制って実際のところどうなの?と思われている方
- 仕事よりもプライベートを充実させたい方
- お金よりも自由な時間を優先したい方
週休3日&月80時間だけ働くフリーランス。
時間の節約術を駆使したところ、月100時間の自由を作り出すことできました。
「お金と時間どっちが大事?」と聞かれたら、僕は迷わず「時間」と答えます。
というのも、前職では1ヶ月MAX350時間働くなど、ホントに自由な時間がない生活を送ってきました。
友人から「ランチ行こうよ」と誘われても、「仕事があるんだよね…」。
彼女から「カフェに行きたいな」と誘われても、「仕事があるんだよね…」。
しまいには、誰からも誘われなくなりました。
そんな苦い経験から、時間のゆとりが、いかに大切であるか学んだわけです。
退職し、独立。
その後は在宅のフリーランスとなり、今では週休3日でゆるく働いています。
実際に、週休3日制にしてみて、色々と感じるところがあったので、今回は週休3日のメリット&デメリットについて執筆します。
Youtubeでも解説しています。「動画の方がいいな」という方はコチラをどうぞ。
目次・概要
週休3日制のメリット
週休3日制にして感じるメリットは、次の5つ。
①、チャレンジする時間の増加
時間に余裕が生まれたことで、新しいことにチャレンジする時間が増えました。
例えば、TikTok。
2021年4月から、TikTokで中高生向けの授業動画を上げています。
以前までは、月に2本程度しか上げられていませんでしたが、今では月4〜8本ほど上げられています。投稿頻度が2〜4倍までUP。
そのおかげもあってか、現在ではフォロワー数が27,000人ほどに到達しました。
②、副業に費やす時間の増加
副業にかける時間も増えましたね。
例えば、動画編集のマン・ツー・マン指導。
TikTokで編集スキルが身についてきたので、動画編集を学びたい小・中学生を対象に、オンラインで指導しています。
また、最近ではTikTokで企業案件を受ける機会もチラホラありまして、案件依頼料も副業の柱になってきています。
今はまだ、収益化できていませんが、Youtubeの動画視聴回数やブログのPV数がジワジワと伸びてきているので、今後これらも副業になりそうです。
③、本業の生産性がUP
本業(=プロ家庭教師)のパフォーマンスが上がりました。
今まで5日で終わらせていた仕事を4日で終わらせる必要があるので、目の前の仕事に集中できるようになりました。
授業準備やご家庭への連絡・日程調整などを効率よく進めるようになったわけです。
例えるなら、部活で忙しい学生が、短時間で集中して効率良く勉強するようなイメージ。
あとは、優先順位を付けて、重要ではない仕事の「やめる」「任せる」「テンプレ化する」を徹底しました。
例えば、チラシの制作はデザイナーの友人にお願いしたり、経理は彼女にやってもらうという具合に、自分が関わるタスクの量を減らしました。
ちなみに、優先順位の付け方については、過去に動画化しているので、コチラを見てみてください。
ド定番のテクニックですが、意外と使っている人がいないので、ぜひ活用してみてほしいです。
④、疲労・ストレスの大幅な減少
疲労・ストレスが減りました。
現在は土日+水が休みなのですが、水曜日に休めるようになったことで、水曜日特有の「あー、まだ木・金あるのかよ…」がなくなりましたね。
水曜日には、いつも以上に瞑想や散歩の時間を増やしたり、筋トレや水泳の時間を伸ばして、デスクワーク特有の疲労・ストレスの解消に努めています。
⑤、プライベートの充実
友人や彼女といった、自分にとって大切な人と過ごす時間が増えました。
最近は月に2回ほど友人や彼女と、ランチやカフェに行ったりと、プライベートを充実させています。
余談ですが、先日友人とアイヌ料理専門店に行ってきました。
意外だったんですが、低温調理されたヒグマの肉がマジで美味かったです。驚き。
札幌住みの方には、ぜひ行ってみてほしい。
週休3日制のデメリット
結論:特になし。
終わり。
とはいえ、「給料減ったり、1日の労働時間が減るんじゃないの!?」とツッコみたい方もいると思うので、世間でよく言われている週休3日の疑問について回答していきたいと思います。
ただし、あくまで僕個人の話です。
週休3日のフリーランスが全員そういうわけではないので、その点はお気をつけください。
週休3日制への世間の疑問&それに対する回答
世間でよく言われる疑問について、お答えします。
疑問①:給料(収入)は下がらないの?
下がりませんでした。
というのも、水曜日の3コマを月・火・木に振り分けるだけなので、1ヶ月のトータルの授業コマ数は変わらず、給料も変わりません。
疑問②:1日の労働時間は増えないの?
やや増えました。
具体的には、水曜日の授業を月・火・木に振り分けたので、それらの曜日が約1.5時間ほど増えました。
とはいえ、元々が4〜5時間労働なので、増えてもせいぜい6時間ほど。
1日7時間45分働いていた公務員時代と比較しても、全然少ない。
ただ、労働時間を減らすには、工夫や戦略が大事です。
フリーランスである以上、経理処理や広報活動を自分でやる必要があります。
しかし、前述したとおり、経理や広報を委託し、時間の削減に努めています。
他にも、訪問授業→オンライン授業へ移行したことで、移動時間を1ヶ月で88時間削減したりと、ムダな時間を徹底的に減らすことに尽力しています。
少し脇道に逸れますが、最近では、「週休3日が当たり前の時代になるのでは?」とささやかれていますよね。
ですが、個人的に、結構難しいと感じています。
というのも、5日で上げていた利益を4日で出すわけですから、単純計算でも1.3倍以上は生産性を上げる必要があります。
そうなると、必然的に経営者の手腕が求められるわけです。
優秀な経営者であれば可能かもしれませんが、そうではない経営者が、週休3日制で生産性をUPさせ続けるさせるのは難しいでしょう。
そのため、「週休3日制が当たり前の時代になるか?」というと、おそらく「NO」かと。
とはいえ、フリーランスの場合、自分の工夫と戦略次第でどうにでもなります。
また、「収入が下がったとしても問題ない」という方は、利益を考慮せずに、単純に仕事量を減らせば良いわけですから、週休3日にすること自体は全然可能ですね。
疑問③:休日に仕事することはあるの?
原則ありません。
ただし、例外的に繁忙期は週休2日制に戻しています。
オンライン家庭教師の場合、8月・1月が繁忙期です。
というのも、夏期講習・冬期講習があるからです。
週1回で授業しているご家庭が週2回に、週2回で授業しているご家庭が週3回に増えるわけですから、さすがに週休3日だと厳しい。
そんなわけで、繁忙期は週休2日制に戻しています。
週休3日にして心から良かった
あくまで個人的な感想ですが、週休3日にして良かったと、心から思います。
前職では300〜350時間/月働くこともありました。ガチでプライベート0です。
しかし、週休3日制にした今では、友人や彼女など大事な人たちと過ごす時間が増えました。
「来週はどこにランチ行こうかな?」「来月は友達誘ってパークゴルフにでも行こうかな?」
スケジュールを考えるのが、楽しみになりましたね。
幸福度を大きく左右するのが、人間関係です。
自分にとって、大切な仲間たちと過ごす時間が増えれば、日々の生活の幸福度が高くなるわけです。
家族・友人・彼氏・彼女。そういった大切な人たちと過ごす時間がもっと増える。
それが、週休3日の最大の良さかもしれませんね。
次回以降は、「週休3日制を実現させるためのロードマップ」をご紹介します。
- 正社員で週休3日制を実現させるルート
- フリーランスで週休3日制を実現させるルート
ぜひ次回も見てみてください。
それでは、今日はこの辺で。バイバイ!